2022/04/05
今回対応させていただいたお客様は斉藤都世子のニットを多数お持ちでした。10年経過したお洋服も含め20点の買取となりました。
斉藤都世子のお洋服はなんと言ってもニット。別名『ニットの女王』としても親しまれています。
ニットといえば緩いシルエットのアイテムも多く、カジュアルなイメージが強いですよね。
おしゃれな女性から人気が高い理由は何なのでしょうか?その理由をさらに探っていきたいと思います。
目次
斉藤都世子は大正2年、福岡県北九州市若松区に誕生します。
第二次世界大戦後まだ女性が働くのは稀な時代に手に職がついた女性が増えるようにと編み物教室を開始。
その後㈱みやこ編み物を立ち上げニットを売るようになります。
平成17年に惜しくも亡くなった斉藤都世子氏ですが、ニットに対してこだわり抜いた美学は今でも受け継がれています。
こだわりについてご紹介します。
斉藤都世子の洋服のこだわり
繊細なフォルムを表現するためには、糸の一本から作るこだわり。京都市にて作られています。
こだわりの糸を用いて島根県益田市のニッターといわれる職人が1点1点丁寧に作成しています。
一般的なニットは着ぶくれして見えるのがデメリットでもあります。
しかし斉藤都世子のデザインは女性の体型が綺麗に見えるように考えられているため暖かさを維持しつつ、繊細なシルエットへも導いてくれるのです。
中にはドレスのように感じられ「本当にニット?」と目を疑うほどのアイテムもたくさんあります。
また冷えは女性の大敵。暖かくもおしゃれなものを選び乗り切れるのも女性にとっては嬉しいポイントです。
ニットに限ったことではないですがお洋服を着ていくうちにダメージが来てしまうとすぐに捨ててしまいがちです。
特にお手頃でおしゃれなデザインの洋服が徐々に増えてきたのも理由として挙げられます。
比べて斉藤都世子のニットは何度もお直して着られるように先のことを見越した工夫が満載です。
地球にやさしいエコなお洋服ともいえます。
おばあ様からお孫さんの代までお直しを重ねて引き継がれるケースも多いそうです。
ニット=モコモコする、ゴワゴワするといった印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
斉藤都世子のニットは着心地もよく『肩がこらない』といった声もよくあがるほど。着心地のよさが長く着る理由にも繋がるのですね。
斉藤都世子のニットが愛される理由は隅々まで女性への配慮の集大成でした。
斉藤都世子のニットは、洋服の買取専門店アクイールでも人気アイテムの一つ。
販売と買取両方で多くのお客様にご利用いただいております。
斉藤都世子はショップでの需要も高いため特に買取には力を入れており、多少古いお洋服でも買取のご依頼をお受けすることが可能です。
「他では断られてしまった」とお悩みのお客様もご相談くださいね。
出張買取や宅配買取などお客様のご都合に沿って対応させていただきます!
大事に手放したいニットはアクイールがお力になります!