詩仙堂（シセンドウ）は、山口県岩国市を本拠地とする日本のデザイナー田村均（タムラヒトシ）が手がけるファッションブランド。1979年に創業して以来、神秘の布とよばれる「ちりめん」を現代の息を吹き込みよみがえるいにしえ美を提案し、「より女らしく、少し可愛いく...」をコンセプトにファッションを展開しています。ちりめんは、縮緬・クレープ織りともよばれる日本伝統の高級織物で、風呂敷や呉服に用いられ、詩仙堂では"二越ちりめん"主に使用しています。職人により一点一点手作業でつくられ、手染めからなる奥深い色彩・古典的な柄は「色を着る、柄をまとう」という感覚を重要視しています。織り、染め、縫製にいたるまで、すべて「日本製」にこだわっています。エレガンドなドレープの効いた和服の装いのちりめんをデイリーに取り入れた、今までにない革新的なファッションはきちんと感はあるものの堅苦しくない存在感が魅力。詩仙堂のポリエステルちりめんは速乾性に優れ、気軽に洗濯できるのも人気のポイントのひとつ。シワになりにくくコンパクトなので旅行ファッションなどにも重宝され、和装に馴染みの深い年齢層の方々からの高い支持を得ています。田村氏の次男でデザイナーの田村智（タムラトモ）は、2015年にSHISENDOTOMOCOLLECTION（シセンドウトモコレクション）をデビュー。親子代々に渡り、日本の伝統美と現代美を融合させたファッションで私達を魅了させています。