ノワールケイニノミヤ(noir kei ninomiya)は、2012年にスタートし、2013年春夏コレクションでデビューした日本のファッションブランドです。日本を代表するDCブランド、コムデギャルソンが展開する派生ブランドの一つでもあります。ブランド名は、フランス語で黒を意味するノワール(noir)とデザイナーの二宮啓に由来しています。二宮啓は、2000年に青山学院大学仏文科を卒業後、アントワープ王立芸術アカデミーファッション科に留学・卒業、2008年にコムデギャルソンに入社します。その後、同社のパタンナーを務め、2012年に自身の名を関したブランドを立ち上げるに至りました。ブランド名でもある「ノワール(黒)」は二宮啓がブランド立ち上げ時に好きだった色でもあり、また、「フォルムやテクニックを見せたいブランド」というコンセプトの下、「色を絞ることによってそれらをダイレクトに伝えていく強み」を作るためデザインのベースとなる色が絞られています。その名の通り黒色をベースに、シルエット・フォルムにこだわったデザインが特徴です。