ヨシノブ（yoshinob)は片岡義信が2001年に創設した日本のジュエリーブランドです。「ジュエリーは持つ人の想いがこめられてこそ完成する」という考えから、過度の装飾はなく、身につける人の雰囲気に寄り添いながら存在感を発揮するデザインのジュエリーです。デザインの特徴は、華奢でありながら中世ヨーロッパの芸術品のような細かな装飾が施されたアンティークジュエリーのような美しい指輪やネックレスの数々。注目すべき点は、地金部分に施された美しく繊細なミル打ちです。ミル打ちとは地金部分に粒の連続を打ち込んで行く技法で、アンティークジュエリーに多く見られる装飾技法です。この細かな技法がヨシノブのジュエリーの特徴の一つといえます。また、現在デザイナーの片岡さんはKATAOKAというブランドを立ち上げたため、今ではアベリという新たなブランドがヨシノブを継承しています。そういう理由があるためヨシノブはもう手に入れることが出来ない貴重なジュエリーでもあります。