エフィレボル(efilevol)は、2006年に創立された日本のファッションブランドとなります。立ち上げに携わったのは太田泰介、飛世拓哉、阿久津誠治の3人でそれぞれがデザインを担当しています。若い感性によってミリタリーアイテムをドレッシーに仕上げたり、ワークスタイルとモードを融合させたり弾けるようなアプローチが特徴で、しかしバランス感覚が良いのでキッチュな方向性に走るのではなくスタンダードなシルエットにも仕上がっているのです。阿久津誠治は2016年を最後にデザイナーから身を引いており、これはブランド設立当初から若い感性こそがブランドのコアであることを意識していたからで、40歳を機に引退するということを有言実行したことになります。エフィレボルの特徴は目先の流行にとらわれることなく独自の視点で様々なカルチャーに刺激を受けたデザインを生み出すことで、ジェンダーレス、ジャンルレスなファッションを提案しています。