ナリフリ（narifuri）は、オシャレと自転車を同時に楽しむ人たちのための「自転車アパレルブランド」です。ナリフリの「ナリ」は「形=服装」、「フリ」は「振り=態度」というイメージから、「洋服+自転車」というコンセプトでコレクションを展開しています。東京を拠点とした日本のブランドで、デザイナー小林一将（コバヤシ・カズマサ）により、2007年に創業されました。自転車に乗るための機能性を重視しつつも、装いとして美しいという美意識にも重きを置いて、サイクリング・ウェアを創り出しています。スポーティー過ぎず、自転車に乗っていなくても違和感のない装いであり、自転車を趣味としていない層からも人気があります。特に、スーツコレクションでは、その購入者の約半数が自転車を趣味としていない人たちです。2016年に小林は退きましたが、創業当初からデザインはほぼ変えておらず、機能性を付加するため、製品に使用する生地の7割ほどを独自生産しています。