ハルミムトウ(HARUMI 610)は、2010年に誕生した日本のシューズブランドで、デザイナーはユナイテッドアローズですでに個性的なデザイナーとして活躍していたワタナベハルミが担当しており、より開放的、彼女の自由で楽し気なデザインセンスが最大限に活かされたアイテムを特徴としています。バレエシューズやかかとの低いパンプスなど履き心地がよさそうなシンプルなシルエットが多いのですが、しかしスタッズやビジューの装飾でラディカル一歩手前まで装飾、またカラーリングなどは非常に多彩ですので、キラキラした可愛くてポップなエレガントスタイルを提唱するたいへん珍しい存在となっています。そしてそれはプレーントゥなどメンズライクなアイテムであっても健在で、光輝く宝石箱のような仕上がりで私達を楽しませてくれるのです。非常に妖しくて魅惑的、毒とも表現されるほどのアクの強さも時には垣間見せますが、むしろより中毒者を増殖させています。