ノゾミイシグロ(NOZOMI ISHIGURO)は、1998年にデザイナー石黒望が創立した日本のファッションブランドです。石黒氏は1964年東京生まれ、1985年に桑沢デザイン研究所でドレスデザインを学び卒業、同年、デザイナー川久保玲のブランド「コム・デ・ギャルソン」に入社、「トリコ・コムデギャルソン」「ジュンヤワタナベ・コムデギャルソン」でアシスタントデザイナーをしていた経歴を持ちます。1998年に独立し東京でアトリエを設立、自身の名を冠した「ノゾミイシグロ」をスタートさせました。1999-2000年秋冬にレディースコレクションを発表、2001-2002年秋冬にはメンズコレクションを発表、2004年に新宿駅で2005年春夏プレゼンテーションコレクション「’MarionetteDance」を開催、2005-2006年秋冬コレクションでランウェイデビュー、2008年秋冬コレクションからブランド名を「ノゾミイシグロオートクチュール(NOZOMI ISHIGURO Haute Couture)」に改名しています。異素材を組み合わせたアシンメトリーシルエットのアイテムが多く、ランダムに装飾されたフリルやアコーディオンプリーツ、パッチワークなど遊び心のあるユニークなディテールと反骨精神を持ったメッセージ性の強いデザインが特徴です。