ミキモト(MIKIMOTO)は、1893年に創業者の御木本幸吉によって世界で初めて真珠の養殖を成功させたジュエリーブランド。1899年に日本初となる真珠専門店の「御木本真珠店」を銀座でオープン。養殖真珠をより多くの人々に伝えることを目的に、世界中の博覧会で養殖真珠を使った工芸品などを積極的に出品し日本の真珠養殖と装飾デザインや技術を紹介しました。このことがきっかけとなり、1913年にロンドン、ニューヨーク、パリなど国際的に事業を展開し世界中に「ミキモトパール」の名を広めています。1927年には、皇室御用達の称標を認めれました。社名を「御木本真珠店」から「株式会社ミキモト」へ改新しダイヤモンドをはじめとする貴石も取り扱うようになり、銀座本店を中心にニューヨーク五番街、パリ・ヴァンドーム広場、ロンドン・ニューボンドストリートなどにも出店を果たしています。2002~7年に開催されたミス・ユニバースの優勝者の王冠はミキモト製が起用されるなど、現在では世界的なジュエリーブランドとして高い評価を得ています。パールのネックレスやリングを始め、ブライダルジュエリーやボールペン、コスメティックも取り扱っております。ジュエリーのデザインコンテストで最も権威があるものとされる「ダイヤモンドインターナショナル賞」をたびたび受賞しており、創立より110周年を迎えた現在でも変わらず愛され続ける日本の誇るジュエリーブランドと言えます。