ラフシモンズ（RAF SIMONS）は、1995年にベルギーのデザイナーラフ・シモンズにより立ち上げられたファッションブランドです。ラフ・シモンズは学校で工業デザインを学び、ギャラリーやインテリア家具デザイナーとして働いていました。デザイナーのウォルター・ヴァン・べイレンドンクのショールームとコレクションのプレゼンテーションや装飾に携わったことをきっかけにファッションへの興味をを抱き、独学でファッションデザインを学び始めます。数々の有名デザイナーを世に送り出しているアントワープ王立美術アカデミーの、ファッション学科ディレクターのリンダ・ロッパに自ら作った服を見せ入学を希望するも「うちの学校で学ぶ必要がない」と諭され、独学を貫くことになります。そして1995年にミラノで初のコレクションを発表。2003年コンテンポラリー・デザイナーコンクールでグランプリを受賞。2005-2012年ジル・サンダー（JIL SANDER）のクリエイティブ・ディレクターを務める。2006年「ラフ・バイ・ラフ シモンズ（RAF BY RAF SIMONS）」を展開。、ディオールのアーティスティック・ディレクターを務めたことでも知られ、ドキュメンタリー映画「ディオールと私（Dior and I ）」が上映されました。こだわりのディティールとアクセントの効いたラフシモンズのファッションは若い世代からも絶大の支持を得ています。フレッドペリーやアディダスとのコラボレーションアイテムも話題となり、現在では様々なセレクトショップで扱われております。BIGBANGのG-DRAGONはコンサート衣装や私服に着用し、ファッショニスタから熱い視線を送られています。2017年にCFDAファッションアワードで、デザイナー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞し注目のブランドとなっています。