レノマ(renoma)は、フランスのモーリス・レノマ（Maurice Renoma,1940年 - ）によって、60年代前半よりパリ16区のリュ・ド・ラ・ポンプ通りにアヴァンギャルドなデザインが売りの既製服「ホワイトハウス」として、そのブランドヒストリーをスタートさせました。今では当たり前となった、ジーンズにジャケットを合わせる着こなしの提案で話題となり、次いでレディースアイテムの製造もスタート。さらには、80年代のバックフィッシュネットの一大ブームを巻き起こしました。イメージキャラクターにはセルジュ・ゲンスブール、ジェーン・バーキン、といったフランスの〝シックスタイル〟を体現するセレブリティを起用し、また彼らの娘であるシャルロット・ゲンスブール主演で有名な80'sのフランスの青春映画「なまいきシャルロット」では彼女に衣装提供・作品への協賛を行うなど文化的側面との関わりも非常に高いブランドです。