雨風の猛烈な台風19号が過ぎ去った翌日13日早朝、本社やアクイール店舗の確認のため早朝3時30分に起床。電動ドリルやプラ段、工具一式を車に積み込み三鷹の居宅を出発、本社のある多摩市を目指しました。
倒木や建物の損壊など、とんでもないことになっているのでは?一般道を車で移動できる状態なのか?とも心配していたのですが、不思議なことに、三鷹市から調布市、稲城市を経由し多摩市までの間で、倒木が1本もありませんでした。風で折れた枝も数本程度。強風の時には必ず倒木する杉林も被害無し。15号の時には倒木も各所にありましたがなぜ?
今回の台風は風が吹く前に雨が長く降ったことで樹木に水分が吸収でき、樹木が柔くなったこと。風が徐々に強さを増したため、樹木がストレッチできたことで、風に耐えうる状態になったことが原因でなないか?と勝手に推測していましたが、いかがなものなのか?木は水を含むと膨張して柔らかくなりますし、乾くと縮んで固くなり乾きすぎるとパチンと割れやすくなるので、その原理?などと考えつつ、先ずは本社。
周りのガラスや設備は問題なし、社内の雨漏り他も問題なし。そして本社から10分ほど離れた倉庫へ。最も心配していたのは、倉庫の屋根が吹き飛ぶこと。この倉庫は鉄骨構造なのですが、どこまでの強度があるのかいささか不安?縦には強いけど屋根はどうなの?周辺は風通しも良いので何とも心もとない。でも心配をよそに、無傷で良かったです。
そして、東京都内店舗の確認に周っているマネージャーから連絡が入る。こちらも無傷。離れる愛知県、高蔵寺のスタッフからも連絡が入り、無事確認。ガラス張りの店舗が多く飛散物で破損するのは怖かったのですが、何とか無事でした。
そして、帰り道の稲城大橋付近の多摩川。向こう岸は府中市と調布市。朝6時には水量もだいぶ減ってきて落ち着いていました。
↓の画像、土手の色が変わっているところまで水位が上昇しました。身長の目測で氾濫まであと150cmほど。氾濫ギリギリでした。あともう少し水かさが増えたらと考えると、ゾッとしました。
各地に被害をもたらした台風19号。
被災をした方にお見舞い申し上げます。