2021/10/26
イッセイミヤケ(ISSEY MIYAKE) の手掛けるブランドといえば、デザイナーの名前を冠したイッセイミヤケ(ISSEY MIYAKE) をはじめ、プリーツプリーズ(PLEATSPLEASE)やバオバオ(BAOBAO)など多岐に渡ります。当店でも過去に何度も買取しているリサイクルショップでの人気が高いブランドです。ひと目でそれとわかる洗練されたデザインは、時代を問わず大人世代の注目を浴びています。
こちらのページでは、プリーズプリーズをはじめとするイッセイミヤケ関連ブランドについて、タグで判別するアイテム発売時期の見分け方について詳しく説明いたします。
目次
例①プリーツプリーズ(PLEATS PLEASE)
例②ミーイッセミヤケ(me ISSEY MIYAKE)
現在、イッセイミヤケ(ISSEY MIYAKE)関連のブランドは多数あります。いずれも「一枚の布」という考えを基に創造される各ブランドのコレクションは、他にはない美しさ・デザイン・そして機能的でありながら、それだけに留まらないファッション性の高さで注目を浴び続けています。
特に有名なのは、全面にプリーツを寄せた生地が唯一無二の「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE」。ピースを組み合わせることで、様々な形を作り出す今までにない工学的なアプローチと美しさが同居した「BAO BAO ISSEY MIYAKE」。この二つは高い人気を誇ります。
現在発売されているもの、過去にされていたものも含め、ブランドそれぞれをまとめてみました。
この他にも、眼鏡・サングラスなどのイッセイミヤケアイズ(ISSEY MIYAKE EYES)、照明器具のプロジェクト インエイ イッセイ ミヤケ(陰影 IN-EI ISSEY MIYAKE)など衣服にとどまらず小物やライフスタイルに至るまで多くのブランドが展開されています。
以上、イッセイミヤケ関連のブランドをご紹介しました。
いずれも、長く人気を保っているブランドです。現在新作が出続けているブランドは勿論、終了しているブランドも入手が難しいレアなアイテムとしてリサイクルショップでの人気が高騰することも多くなっています。
イッセイミヤケ(ISSEY MIYAKE)のコレクションが初めて発表されたのが1971年。長い歴史を歩んでいるブランドだけに「これはいつ頃のアイテムなのか?」を知りたい方も多いと思います。リサイクルショップでアイテムを探す方も売りたい方も気になる点の一つです。
ここでは、実際のタグを例に調べていきます。
例①プリーツプリーズ
プリーツプリーズのタグを例に調べていきますが、後にまとめる法則は他のブランドにも同様に当てはまります。
早速見ていきましょう。
ローマ字や数字が並んだ部分を確認していきます。品番や、素材表示、サイズ等が記載されているタグです。
PP01-JD462 サイズ3
最初のアルファベットPPはPLEATS PLEASEの略です。次の数字0は、西暦の下1桁を表しています。こちらのアイテムは 2000年、2010年、もしくは2020年、の発売だと予想されます。その隣「1」はシーズンを表しています。それぞれ、
1=春 2=夏 3=秋 4=冬 です。
次に洗濯表記の表示を見ていきます。
多くの方が、タグに洗濯機やハンガーのようなマーク等が描かれているのを目にしたことがあると思います。実はこの表示、2016年12月から消費者庁より新しい表示方法が定められました。
※詳しくは、「新しい洗濯表示(消費者庁HP)」、洗濯表示の記号の対比を参照ください。
タグ内の左から2つめ、漂泊の仕方の表示を例に、確認します。
「新しい洗濯表示」(消費者庁) を加工して作成
エンソサラシという文字が入り、×が書かれています。こちらは、旧表記。ということは、2016年11月以前のアイテムだと判明します。つまり、2010年、もしくは2000年の可能性が高いです。
他のタグについても見ていきます。
例②ミー イッセイミヤケ(me ISSEY MIYAKE)
こちらは、ミー イッセイミヤケ(me ISSEY MIYAKE)アイテムのタグです。
MI11FR428
アルファベット MI は ミー イッセイミヤケの略です。次の数字1 は西暦の末尾を表すので 2001年、2011年、2021年のどれかです。シーズンは、1=春 となります。
洗濯表示のタグは、旧表記ですので2016年11月以前。ですので、2001年か2011年のコレクションだと思われます。このように、品番、洗濯表示等を確認することで、いつ頃発売されたものかを判断する手助けとなります。この他の関連ブランドもこの法則です。
当店では、イッセイミヤケ(ISSEY MIYAKE)関連ブランドのような人気のあるアイテムで、良い状態であれば、どんなに古くても買取が可能(シミや毛玉、大きな傷等がなく、問題なくリユース出来る状態であれば大丈夫)です。通常リサイクルショップではブランド問わず3年以上前のアイテムは一律買取不可の場合が多く、トレンド重視のショップやネット取引では古いだけで敬遠されがちです。その点、アクイールでは大人の女性の利用が多く、流行よりも確かなブランド価値であれば、たとえ古くても求める方が多いのです。時を経てヴィンテージとしての希少価値と魅力が高まるアイテムも数多くあります。
10年、20年前のアイテムだけど、引き取ってもらえるか心配…そんな方は是非私たちにご相談ください。長きにわたり人気を保っているイッセイミヤケ関連ブランドなら、きっと次に愛用してくださる方がいるはずです。