シャネルの始まりはなんと帽子だった!人気ブランドに成長するまで

2022/06/17

買取した解放がキーワードのシャネルのツイードジャケット

シャネルのイメージといえば、写真のようなツイードジャケットやセットアップ、香水、バッグなどのイメージが強い方も多いのではないでしょうか。実際はこれらのアイテムではなく帽子屋としてスタートさせたのがシャネルの始まりだったんです。

ユリ
ユリ
今回はシャネルの生い立ちや帽子屋からどのような流れでお洋服ブランドとして成長を遂げたのか、愛される理由について深く探っていこうと思います。

シャネルの生い立ちとは

デザイナーのココ・シャネル(出生名ガブリエル・ボヌール・シャネル)。12歳の時に母親のジャンヌが亡くなり、父アベールとも親子の関係が切れたことからオーバジーヌという孤児院で18歳まで過ごすこととなります。孤児院での生活は決して楽しいものではありませんでした。しかしこの孤児院で学んだ裁縫が後にブランド立ち上げへと活きることになります。

買取したココマークがポイントのシャネルの帽子

オーバジーヌを出た後は、ヴィシーという温泉リゾート地で芸能人になることを志しましたが上手く行かず諦めてしまいます。繊維業者の息子エティエンヌバルサンとの出会いをきっかけに、愛人となり裕福な生活を送ることに。バルサンの家を出入りする女性たちの『華やかさだけが目立ち全くフィットしていない帽子』に疑問をもったことがきっかけでデザインをするようになるのです。

芸能人になることを諦めきれないシャネルでしたが、バルサンの説得を受け1910年に帽子屋『シャネル・モード』をオープンさせました。

ユリ
ユリ
シャネルの帽子は舞台俳優ガブリエル・ドルジアが作品でシャネルの帽子を被ったことがきっかけに一躍有名となりました。

あらゆるストレスからの解放がシャネルのキーワード

帽子屋『シャネル・モード』が軌道に乗ったことにより、婦人服の制作にも力を入れ始めます。

ジャージーを使用したドレス

1913年にブティックをオープンさせました。1914年の第一次世界大戦を機に女性が労働をするようになります。その際コルセットを使用した窮屈なシルエット、足首までなびくスカートなど女性の豪華すぎる装飾についてまた疑問を感じ始めました。動きやすい恰好を求めた結果、なんと男性の下着に使用していたジャージー素材に注目しドレスを仕立て上げたのです!「コルセットからの解放」としても注目を浴びました。

女性の両手も解放したチェーンバッグ

また1929年にはハンドバッグをデザインするようにもなります。「手にもっていると疲れるし、失くすことにも繋がる」といった理由から吊り下げられるようにレザーをストラップとして取り付けました。

買取した世の女性のストレスを軽減したシャネルのチェーンバッグ

 

この他にも花の香りしかなかった香水に科学合成品を足して手に入れやすいものにしたり、当時喪服でしか着られることのなかったシンプルな『リトルブラックドレス』を世に広めたりと女性が気楽におしゃれを楽しむ工夫がなされているのです。

ユリ
ユリ
時を超えてシャネルが多くの女性を虜にするのはこのような理由があったのですね!

こだわりブランド シャネルはリユースショップでも人気

女性を様々なストレスから解放させつつも上品に見せてくれる魔法のアイテムが揃ったシャネル。新品だけではなく中古品を手頃な価格で手に入れ大事に使うという女性も多いのが特徴です。

アクイールは高級住宅地に店舗を構えており、ご利用の方はブランドをお買い求める方も多くいらっしゃいます。そのため買取には特に力を入れており実績を積んだスタッフも多く在籍。手放したいシャネルのアイテムでお困りの方のお力になることができます。スーツやジャケット、アクセサリーなど幅広いアイテムに対応可能です。

「量が多い」「ブランド品を自分で取り扱うのは不安」という方は査定員がご自宅までお伺いする出張買取もご利用になれますのでどうぞお気軽にご相談くださいませ!