2022/06/17
ピンクハウスは1980年代に一世を風靡したDCブランドの中でも異彩を放ち、他のブランドには真似できない世界観を確立しました。
インゲボルグはそんな金子氏がピンクハウスのお姉さん的存在として1982年からスタートさせたブランドです。
ピンクハウスにはないインゲボルグの魅力に迫りつつ、金子功氏が手掛けた様々なブランドに付いて併せてご紹介していきます!
目次
インゲボルグとは?
ピンクハウスの姉妹ブランドとして1982年に金子功氏によって創設されたブランド。ブランド名はドイツ語で“ユリの花”を意味します。これは金子氏の夫人である元モデルの立川ユリ氏から由来したものです。
インゲボルグは1980年代にピンクハウスと共に大流行し、世の女性達を夢中にさせるブランドとして駆け上がりました。
価格はピンクハウスと同等、コンセプトは「凛々しさの中の愛らしさ、気高さにひそむ艶やかさ」「相反する魅力を同時に感じさせる大人の女性」です。クラシックでダークな色合いはピンクハウスには見られない特徴で大人の甘さが魅力あるブランドです。
1994年に金子功氏はピンクハウスグループを退社しましたが、金子氏が作り上げたメルヘンチックなエッセンスは現在でも受け継がれています。
誰しも耳にしたことがある程知名度を誇るピンクハウスは1973年に創設されムーブメントをおこしたブランド。物語の主人公になったようなメルヘンチックな世界観は女性なら一度は憧れますよね。特に1980年代の金子功氏がデザイナーを務めていた時代の商品には熱狂的なファンも存在するためリユース市場でも常に人気があります。
カールヘルムは「永遠の少年たち」をコンセプトにピンクハウスのメンズラインとして1985年に設立されたブランド。価格はピンクハウスに比べ低めの設定、単独店はなくピンクハウス店舗内で販売されています。
メンズながらもテディベアがプリントされたファッションアイテムや遊び心のある配色なので女性がオーバーサイズで着ても可愛いです。
冒険心や無鉄砲さもブランドイメージになっているのでパワフルな印象のデザインも多いのが特徴です。
カネコイサオは1990年に金子氏が自身の名前を冠して立ち上げたブランド。本当に自分らしい服を作りたいという信念のもと生まれることとなったカネコイサオ。そんな想いがうかがえる緻密なデザイン性とこだわりが詰まったお洋服が印象的です。
計算された色見は何度も染め上げてやっと実現され、細かなレースやフリルは非常に繊細でため息が出るほど美しいです。そのため価格はピンクハウスより高めのものが多いようです。現在は金子功氏の引退とともに終了してしまいましたが根強いファンが存在します。
ワンダフルワールドは1994年にピンクハウスを退社した後金子功氏がスタートさせたブランドで、カネコイサオの姉妹ブランドとして位置付けられています。
カネコイサオよりもターゲット層は下で、テディベア柄・花柄・フルーツ柄などの可愛らしい柄物や立体モチーフやフリルなどを豪華に使うデザインが魅力です。
インゲボルグをはじめ、ピンクハウス・カネコイサオ・ワンダフルワールドなどの金子功氏が手掛けたブランドは流行とは違ったデザインが魅力なのでリサイクルショップやリユース市場で大変人気があるのはご存知でしたか?
これらのブランドは根強いファンや熱狂的なファンも存在し、親子世代でファッションを楽しむ方もいらっしゃるほどの魅力あるブランドです。
当店アクイールではインゲボルグなどの金子功ブランドを買取強化ブランドに指定しお買取に力を入れています。
買取強化ブランドのメリットはどんなに古いファッションアイテムでも状態さえ良い物であればお買取の対象になることです。10年・20年前に着ていたインゲボルグやピンクハウスがクローゼットに眠っている方はぜひアクイールをご利用ください。