2022/06/17
ラリック【LALIQUE】はアール・ヌーヴォーからアール・デコにかけて宝飾デザイナーと工芸家として数多くの作品を生み出したルネ・ラリックにより創業されたブランドです。
ラリックは宝飾・ガラス作家として大成功を収めましたがその彫刻的な造形は全ての作品に共通している魅力です。
そんなラリックの魅力をもっと知りたい方のためにラリックのオブジェ作品を中心に深掘りしていきたいと思います!
目次
クリスタルブランドのラリックとは?
1888年にフランスでルネ・ラリックによって創業されたガラス・クリスタルのメゾンブランドです。商品はクリスタル装飾品・ジュエリー・インテリア・アート・ワイン・フレグランスの6カテゴリーに分類されており、生命を感じる彫刻的な作品が日常工芸品に落とし込まれています。
ラリックといえばガラスの特質である透明と曇りを巧みにミックスさせモチーフのコントラストを生き生きと表現させるデザインも魅力。アイコン的な技法には“フロステッド”という艶消しの技術が使われガラスの乳白色の柔らかい輝きは有機的なモチーフに落ち着きと優しさを与えています。
ルネ・ラリックはどんな人物?
ルネ・ラリックは1860年~1945年に宝飾デザイナーとガラス工芸家としてフランスで活躍した芸術家です。ラリックが活躍したのはちょうど芸術界でアール・ヌーヴォーという有機的な曲線の装飾芸術からアール・デコの直線・幾何学を使った装飾芸術のムーブメントが起こった時代でした。両時代にわたって一貫したテーマのもと活躍した作家といえるでしょう。
ラリックの生涯で前半期はアール・ヌーヴォーの宝飾デザイナーとして成功をおさめた経歴があります。カルティエやティファニーの宝飾デザインをするなど大変活躍しながらも香水瓶のデザインを手がけたことにより後半期からガラス作家として転身。
ガラス作家としても成功をおさめたラリックの生涯で生み出した作品は5,000を超え、ガラス芸術の巨匠とも言われているのです。
ラリックのオブジェに人気モチーフとしてよく登場する象。小ぶりなオブジェ作品から大きめのオブジェまで存在します。象の優しい雰囲気が曇りガラスにぴったりマッチングしておりゆったりとした空間を演出してくれる作品です。
ラリックが愛した動物といえば代表的な動物が猫。10匹以上の猫を飼っていたこともあるそうで、たびたびモチーフとして登場しています。猫の愛らしい表情やしぐさが人気で日々の疲れを癒してくれるようです。
ラリックはアヒルやオウムもペットとして飼っていました。過去のラリックデザインで様々な鳥もモチーフとして登場回数が多い動物です。身近な鳥がモチーフになることが多く、日常の中にアートを演出することに意識が高かったラリックの思想に繋がります。
そんな魅力いっぱいのラリックはオブジェ以外の作品も全てがリユース市場で人気があるブランドの一つです。アクイールではラリックを買取強化ブランドに指定しお買取に力を入れています。
割れ物のガラス商品は持ち運びに非常にデリケート。そんな場合は当店スタッフがご自宅へお伺いしその場で査定と支払いができる出張買取をおすすめしています。
当店は洋服以外でもブランドなら様々なカテゴリーに対応しております。ヘレンド・バカラ・マイセン・ロイヤルコペンハーゲン・リヤドロ・リチャードジノリなども買取強化ブランドに指定しておりますのでギフトなどでもらった品物が眠ったままになっているなどがございましたらご相談くださいませ。
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