2022/05/06
ドイツ南東部エルベ川に臨む都市マイセンで製作される白磁。マイセンと言えば「ブルーオニオンシリーズ」が世界的に有名な磁器ブランドですがその歴史は遡ること17世紀から始まり、初期の作品はなんと日本の伊万里焼の影響を受けているそうです。
薄い口縁は口当たりが良く、ヨーロッパならではの色合いと繊細な絵付けが白磁に映えるティーカップにはハイクラスの品格が漂います。
マイセンの窯印でありシンボルマークの「青い双剣」は1725年頃から使用されています。これはブランドを創立したアウグスト王の紋章がモチーフであり、年代によって双剣の間にドットや星が入っていたり剣の根元が丸みをもって描かれていたりと、刻印ひとつからもマイセンの歴史を感じさせられます。大量生産にはない手書きの魅力刻印の知識があればお求めになる時にもこの時代のものなんだ!と宝探し的な感動に出会えるかもしれません。
磁器の裏面にはコバルトブルーの「青い双剣」が手書きされています。
お買取りのきっかけとなったのは、お祝いでいただいた物をいつか使うだろうとそのまま保管されていたお客様が、お部屋のレイアウト変更に伴い食器棚を整理した際こちらのセットを見つけたのですが、まだお子様も小さく繊細なカップを使う機会がなかなか持てない為今回手放されることにしたそうです。
他にもバカラやロイヤルコペンハーゲンなど貴重なブランドのグラスや陶器が多数あったため、ブランド買取店をネットで検索されいずれも当店の優先買取ブランドに当たるのをお知りになりアクイールにご相談くださいました。
芸術品に近い繊細な磁器や陶器の人形、バカラのグラスは大変価値のあるお品物。
移動する際にチップしてしまったり、ヒビが入ってしまったりしたらその価値が台無しになってしまいますよね?気を遣う壊れ物のお買取りには、移動や梱包不要のアクイール出張買取サービスがおススメです。
「白い金」とも呼ばれるマイセンのお品物は、コレクターから需要の高い貴重なブランドです。
手放される機会がありましたら、先ずはお気軽にお問合せくださいませ。